COUNTER18695

 
お知らせ

 56ミニフォーラムのご案内 

 

■ 日 時:平成29年1月17日(火) 18:30~20:30

(開場18:20)

■ 会 場:文京シビックセンター 3階-C会議室

東京都文京区春日1-16-21

http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

 

■ 話題提供者:

    井上正良 NPO法人まちづくり協会理事長

    三橋重昭 NPO法人まちづくり協会理事・顧問

 

■ テーマ:「都市の中心性」を考える

■ 参加料:無料(協会会員外は、1000円申し受けます。

※ ねらい:

中心市街地の劣化が止まらない。

“活性化のための法制度が不十分だ”、

“大規模商業施設の郊外立地を許す都市政策がおかしい”

“人々の意識が変わらないと…”

などと断じても、現実は一向に動かない。

このような状況に対して、まちづくり協会会員有志で、中心市街地とはどのような場所なのか?

ということを考えてみようという勉強会を立ち上げた。

まだ、議論の方向も明確になっていないが、今回のミニフォ-ラムでは、

井上理事長と三橋顧問から以下の二つの論点を取り上げて、皆さんと共に議論したいと思います。

 

(井上理事長から)

「都市の中心」を当たり前の概念として捉えるのではなく、

中心性とは何かという概念を関係者の共通認識として合意形成することが必要ではないか。

そのような基盤があって、中心市街地という空間を構築・管理していくための法制度やル-ルが
定着するのではないか、という問題意識を持って研究をしたい。

そのために、まず、都市の中心はどのような概念であるのかということを考えるための枠組み
についてアイディアを提示して、皆さんと議論したい。

(井上正良)

 

(三橋顧問から)

昨年6月、第48回ミニフォーラムで「都市(まち)の中心を考える」に引き続いた話題提供をします。

私の問題意識等は以下の通りです。

有史以来、人々は豊かな生活を求め都市をつくってきた。

豊かな生活の第一の実現手段は”交換”。この中心の場は”イチ(市)”であり、

そこに人、モノ、カネ、情報が集まり、都市の中心を形成した。

都市の中心性は、市が開かれる広場や”商店街(ビジネス街)”と
地域の政治の中心の場(政庁)を中心に形成された。

 この中心性は、交通の中心性(総アクセス距離の最小化)によっても担保、形成された。

都市計画も都市の中心を意識した(商業地域・容積率・再開発事業)。

 しかし、中心性を指向する商業(中心立地依存商業)は1970年代からの車社会に入って、
地方から競争力を弱め、今や大拠点都市(三大都市と札幌・仙台・広島・福岡)を除くと、
都市の中心性が消える事態となった。

現代商業の大勢は、都心を忌避し、集積された伝統的都心商業機能をを毀損する。

(必要な面積を確保できない、投資負担、運営コスト大、車でのアクセス難等)

 都市の「中心」を意識した、都市計画制度は機能しなくなった。

都市計画のもう一つの中心概念である、「ゾーニング」も崩壊している。

・人が集まる郊外モールに、都市の中心性を求める。

コンパクトシティは中短期では無理だ。という議論もある。

改めて都市の中心について考えてきたことを報告したいと思います。

(三橋重昭)