■『現代まちづくり塾』とは
『現代まちづくり塾』は、塾長田村明・協会顧問主宰の塾。
1.8月を除く毎月第三土曜日13:30~17:00に、東京都内の
公的施設で開催されています。
当協会の設立(2001年6月)に際し、それまでも長らくご指導いただいた
田村先生に顧問に就任していただいたのをご縁に、協会として『現代まちづくり塾』を全面的にサポートすることになり現在に至っております。
寒中お見舞い申し上げます。
長い間、私の年間報告にお付き合い頂きありがとうございました。
体調すぐれず、この方式は今年2010年を最後にするつもりです。
この間、講演、シンポジウム、学会、塾など多くの場を通じて
「まちづくり」、「自治体」、「景観」、「都市文明」などについて語り合い、
また海外130余国を訪れましたのは感謝です。
懸案の戦中・戦後の東京を生活実感から描いた
「東京っ子の原風景」も昨年2月に出版することができました。
一生の仕事にまちづくりを選んだ原風景です。
自覚ある市民が自分たちのものとして「市民の政府」をつくり、
世の中がどう変わろうと、生活の基礎にするというのが私の持論です。
それに応ずるクニの具体的なカタチを「日本の未来をつくる会」の
まとめ本に、「完全自治州」制として昨年出版させていただきました。
さらに「国と自治」、「市民組織と官僚」、「母親力」など考える
ことは沢山あります。
個々の問題に向かう余裕はありませんが、許されれば、
人間がなぜ集まって住むかの『都市論』と『22世紀論』は
書きたいと思っています。
世界中の人びとが誇りを持ちながら、他人や他国を尊重しあうのが
基本です。
都市は多様な人々が心温かく生き生きと交流する場で、
「まちづくり」はそのためのものです。
皆様方の御健康とお働きを切にお祈りいたします。
2010年 寒中
田村明
夫の旅立ち
田村眞生子
彼は永眠したのではありません
ましてお墓になどいません
彼は旅立ったのです 天に向かって!
湧き上がる思想(おもい)を語りながら
彼にしか書けない文を綴りながら
そして神様の御許で
愛する父や母の胸に抱きとられたでしょう
地上の私たちを見守りながら・・
2010.2.2
隠す<<